矯正治療とは歯や顎の位置を正しく整え、美しい歯並びと良い噛み合わせを作り出すことです。
噛み合わせがよくなると食物がよく噛めるようになり、またブラッシングが容易になるので虫歯や歯周病になりにくくなります。
さらに口元の健康美や発音がしやすくなるなどの改善が得られ、歯科疾患の予防や健康面に役立ちます。
矯正治療を始める時期や期間は、不正咬合の状態により人それぞれ異なります。
乳歯列期、または、乳歯および永久歯が混在する時期(幼児~小学校高学年)に行う必要のある矯正治療は、顎の発育などに伴って将来咬合異常の生じる可能性があると判断される場合や顎の異常な発育などによりすでに咬合異常が生じている場合において積極的に行います。
永久歯が全て生えそろった時期(小学校高学年・中学校~それ以降)に行う必要のある矯正治療は、顎の異常な発育などによりすでに咬合異常が生じている場合だけでなく、個々の歯並びの異常も含めて積極的に治療します。
まず、お顔やお口の診察を行い、どのような治療が必要か、治療期間、治療費用など、分かる範囲での概略をご説明します。
治療に必要な情報を集めるために、写真(お顔やお口の中)やレントゲン写真、歯型などの検査および診査を行います。
検査・診査結果をもとに、現在の不正咬合の状態を把握していただき、不正の改善に際し、治療計画、治療方法等についての説明をいたします。
矯正装置を取り付けます。装置の扱い方やブラッシング方法などについてご説明いたします。
定期的な治療一般的に一か月に一度(3~6週間)の来院となり、装置の状態をチェックしたりワイヤーの交換や調整をして歯を動かしていきます。
通常、治療期間は1年半~2年半となります。
動かした直後の歯は、とても不安定ですぐに元の状態に戻ろうとします(後戻り)。
そのため、整った歯並びを保つために矯正装置を取り除いた後で保定装置(リテーナー)を使っていただきます。
矯正によって正しい咬み合わせに治された歯列を長期にわたって良好に維持しようとするのであれば、この保定処置が必ず必要となり、通常約2年間を要します。
ただし、装置の装着方法、時間などが時間の経過とともに変化していきます。
そして保定処置中は、保定装置を使っていただくことになります。
この保定装置には、取り外しのできる装置と取り外しのできない装置があり、そのどちらの装置が適しているかどうかは個々の症例によって、またはそれぞれ利点・欠点がございますので、ご相談の上決定いたします。
通常、一か月~半年に一度来院していただきます。
初診 | 相談料 | 頂きません |
---|---|---|
検査料 | (エックス線撮影、模型など) | ¥15,000 |
診断料 | (資料の分析、治療方法の提案) | ¥20,000 |
基本矯正料 | 乳歯列期 | ¥150,000 |
混合歯列期(乳歯と永久歯の混合時期) | ¥300,000 | |
永久歯列期メタル | ¥600,000 | |
セラミック&メタル(上顎のみセラミック) | ¥650,000 | |
セラミック | ¥700,000 | |
補綴前処置(部分的な矯正のみ) | ¥100,000~150,000 | |
処置料 | (装置装着中) | 毎月¥5,000 |
観察料 | (装置装着前後) | 来院ごと¥3,000 |
模型作製料 | (治療終了時・保定2年経過時) | ¥7,000 |
保定装置 | 作成料(装置1つにつき) | ¥10,000 |
転医 | 資料作成料 | ¥30,000 |
ご予約・お問い合わせ047-351-2288
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30~13:00 | ● | ● | ■ | ● | ● | ● | - | - |
14:30~18:00 | ● | ● | ■ | ● | ● | △ | - | - |
※△:土曜は17:00まで
※■:休診日。ただしその週に祝日等がある場合には通常通り診療します。