不正咬合にはどのようなものがあるのでしょうか?
奥歯が咬んでいる時でも前歯に隙間ができて開いている状態
食べ物を前歯で噛み切りにくいです
下の前歯が上の前歯より前方にでている状態
食べ物を噛み切るのが困難な方もいます
上の前歯が出ている状態。下あごに対し上あごが前に出ている状態。
上あごに対し下あごが後ろに下がっている状態。などいろいろな種類のものがあります。
歯がデコボコしたり、重なりあって生えてしまう状態。
乱杭歯(らんぐいば)や八重歯(やえば)も叢生です。
歯磨きがうまくできず虫歯や歯周病になることも。
最近では不正咬合の原因は遺伝や生まれつきのものは少なく、口やあごの周りの筋肉(舌や唇、頬)のバランスが悪かったり、舌の位置が正しくない事により、あごの発育が不良になり、不正咬合が起こると考えられています。
5人に4人は何らかの不正咬合があると言われています。その本当の原因は何なのでしょうか?
不正咬合の多くは「小さな顎に大きな歯」による原因ではなく、口呼吸や低位舌、間違った嚥下による筋肉の機能不全によって起こります。
口で呼吸していると舌は低位になり、上あごの成長を妨げてしまいます。
病原菌がのどの粘膜から直接取り組まれてしまうため、健康のためにも良いことではありません。
口が開いていると舌は必ず下あごに落ちています。
舌の正しい位置は上あごです。
間違った舌の位置は、口呼吸や逆嚥下を起こします。
飲み込む時に舌を前に突き出したり、口の周りにグッと力が入る飲み込み方(逆嚥下)は間違った嚥下です。
舌や唇にはとても強い力があります。
間違った嚥下を毎日繰り返すことで歯並びにも影響が出てきます。
正しい嚥下は舌が上顎に吸い上がったまま口を閉じ、口の周りの筋肉が動かない飲み込み方です。
指しゃぶりやほおづえや片側のみで食べ物を噛む、態癖(横向き・うつぶせ寝)なども影響を与え、顎と顔の正常な発育を妨げます。
これらよって引き起こされた「結果」が不正咬合です。
MRC矯正は、「結果」である歯の並びを直接動かすのではなく、不正咬合の「原因」を治す矯正方法です。
原因を治す矯正法=MRC矯正
MRC矯正は 「トレーナー」と呼ばれる取り外し可能な装置使用する事と「アクティビティ」と言われる口腔周囲の筋肉のトレーニングを行う矯正方法です。
トレーナーを使用し、アクティビティを行うことで、
状態を作ります。
年齢や歯並びの状態によっては「MRC矯正」では治療が難しい場合があります。
混合歯列期前期(5才から10才くらいまで)ごろに行えるとよいと思います。
ただし、「MRC矯正」は本人と家族のご協力が必要な矯正です。トレーナーを使用しなければ治りませんし、アクティビティを行わなければ治りません。「MRC矯正」を行う場合はご協力をお願いします。
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